2022/02/12
(番外)初学独学合格者は1%?一発合格を目指す方へ
私がこのブログを書き始めたのは2020年12月23日。
2020年12月に宅建に合格し、新型コロナの影響で遊びにも出掛けられないし・・という事で 引き続き行政書士の勉強を始め、翌2021年11月の行政書士試験でギリギリ合格する事が出来ました。
法律初学者(後述しますが、宅建資格も初学者と同じと考えます)でしかも独学だったので、楽しみながらも!?(楽しめたのは1,000時間勉強すれば必ず合格すると信じていたので)しかし、かなり苦労しました。
ただ、勉強を続ける中で、また合格を何とか出来た現在、世に出回る行政書士試験にまつわる情報と、私が受験中や受験後に体験したものとが違っている事も多く、ついてはこれから行政書士試験を受験しようと考えている方の参考になればと思い、今の私が考える行政書士試験の難易度や私が実行した勉強方法等についてお伝えしたいと思います。
尚、私の本試験の得点は182点(記述抜き172点+記述10点)で、決して偉そうに出来る者ではない事は承知の上でこれを書いております。それでも尚書く理由はこのブログをご覧頂ければお分かり頂けると思います。
私は受験生時代にネット上の沢山の方の情報に助けられました。
今度は私がその情報をお届けする番だと思って書いています。是非読んでみて下さい。
■なお、私のスペックは、高卒の中年で前年に宅建に一発合格しています。
■行政書士試験はかなり難しいと認識する!■
ネットを見渡すと、様々な行政書士の学校が「我が校の合格率は〇〇%!」「〇か月で合格!」等の宣伝をしています。(高確率で合格しているのは一定の条件・・例えば複数年受験者で一定の講座を修了している場合が殆どだと思います)
そういった企業以外にも、誰が運営しているか良く分からないブログやHP、つまり予備校などにリンク誘導している試験指南サイトで「こうすれば無理なく合格可能」などと説明されていたり、どこの誰かは分かりませんが「八士業の中では最も簡単な試験」とか、「私は3か月で軽く合格出来た」等という発言がネット上に溢れていたりして「何だ、自分もちょっと頑張れば合格出来そうだな」と考えがちです。私もそう思っていました。
合格率15%位の宅建に一発合格出来たんだから、余裕でしょ?とすら思っていました。
ただ「実際の不合格者は9割」なんですよね。ネットを検索すると予備校などが発表している「合格者の平均受験回数は2~3回」というデータがPC画面に大量に出てきます。
おいちょっと待て!毎年1割しか合格しないのに合格者の平均受験回数が2~3回?。
この「合格者の平均受験回数2~3回」っていうのが曲者です。
合格までの平均受験回数が2~3回ではありませんよ。
合格した人に限って言えば平均2~3回で合格しているだけ・・なんです。
ここに罠が隠されています。
冷静に考えてみて下さい。多くの受験生が何度も受験し、結局合格を諦めてしまっているという実態が容易に分かりますよね?
まずはこの認識がとても重要です。簡単に合格出来ると思い違いしてはなりません。
そして宅建と比べ段違いに難しいです。
法律知識の勉強も、記述や一般知識等の試験スタイルも・・。
誤解しないで下さい。宅建も難しかったです。しかしその難しかった宅建と比べても段違いに難易度が高いという事です。ハッキリ言って2~3倍は難しかったです。
2年連続各試験会場に行ってみて(1年目は宅建士試験、2年目は行政書士試験)、宅建の時は明らかにやる気のない受験生を見掛けたのに対し、行政書士の時はガチで勉強して来たんだろうなという人ばかりに感じました。
受験生の真剣度レベルは明らかに行政書士の方が高いと思われます。
それから行政書士試験合格者1割の内、半分は司法試験や司法書士試験の受験生や法学部学生、司法書士資格者がいると言われています。
事実、例えばアガルートさんのHPでは滑り止め的な考えで司法試験受験生に行政書士試験の受験を勧めています。
もし私が複数年受験して合格出来ない司法試験受験生または司法書士受験生だったら、挑戦する可能性は極めて大きいです。
司法書士の有資格者は行政書士の分野の仕事も自分で行うべく、行政書士試験を受験している場合があります。
法科大学院性は説明するまでもなく超強力、現役の司法書士だって超難関な資格保持者で、民法は勿論、会社法・商法・憲法を学習済みで、あとは行政法を勉強すれば良い状態なのでかなり強力なライバルです。
→ つまり行政書士試験はライバルが多い試験なのです。
とすると、上の法律系専門の受験生に対し、それ以外の「行政書士試験を主目的」として受験し合格している人は受験者全体の5%程度という事になり、ましてや受験一年目で合格している人の割合は受験者全体のせいぜい2%位である事が何となく想像できます(残り3%は複数年受験者)。
独学合格者が受験者全体に占める割合となると・・1%もあり得る??
何度も調べたり考えたりしてみましたが、どう考えても法律初学者がしかも独学で一発合格出来た人の割合は受験生全体の2%未満なのではないかと推測せざるを得ません。この数字を最初に認識出来たら受験者数は大幅に減るでしょうね・・。
日本大学法学部の「報奨金制度」のページにおいてのデータを見ると、2020年度は行政書士受験に77人エントリーし、合格者は僅か3人しかいません。5月末までにエントリーをしなければならないので、実際の受験者数は不明ですが、少なくとも法学部学生の当初77人は受験してみようと考えた訳で、合格者がたったの3人という結果からも行政書士試験の難しさが分かります。
法律を専門に学んでいて3/77ですから・・。
つまり、ネット上の情報を冷静に分析出来れば、簡単に合格出来る試験ではないという事が分かるのですが、その時にそれが分かったとしても、すぐにネット上の別な人間心理を上手く突いて来る情報によって「沢山の合格報告もあるし、自分もそれなりに頑張れば合格出来るだろう」と楽観視させられてしまうのです。
※ネット上に溢れる合格者の陰にはその9倍もの不合格者がいるのです。
私もそれなりに分かってはいたのですが、本当の意味で行政書士試験の難しさを認識出来たのは合格発表があってからです。
試験直前では市販模試で合格ライン前後の点数を取れるようになっており、しかも自宅でやる模試では何の準備もしないで解いていたので(毎日の勉強の合い間にやっていたので)、本試験では直前の見直し等でフルパワーを掛ける事で206点(記述抜き158点+記述48点)を目標としていました。
そして試験後、自分としては記述も含め予定以上の点数を取ったつもりでした。
実際、2社の予備校の無料採点サービスでは2社とも222点の採点をされました。
下は2社の内の一つ、LECさんの無料採点サービス結果です。↓
(各学校はデータ取りや生徒獲得の為、採点サービスをやっています)
注目は記述の点数です。
LECさんの採点では50点でした。しかし・・
上の画像は試験センターに情報開示請求した本試験の私のホンモノの答案(写し)です。ハガキで届いた記述の点数が余りに低いので自分の記述にどんな問題があったのか疑問を持ち、請求してみたのです。
2つの予備校の採点サービスでは46点~50点の採点がされておりますが、実際はたったの10点だったのです。↓
今回の記述の採点は自分が市販模試でやってきた採点方法とは全く違うという事を強く思い知らされたのです。
いつもやっていた市販模試での採点はキーワード加点採点でした。キーワードを書けば書く程点数が上がるというものです。従って、マス目一杯にキーワードや情報を詰め込む様に記述しました。
しかし令和3年度の本試験では違っていて、民法の問題ではいかに条文通りに書けるかの条文再現採点でした。意味が通じる記述でも試験センターが考える答案になっていないと採点が厳しくなります。
また加点採点の他に受験生の数を抑えると思われる激しい減点採点がされています。例えば問45で私は「本件代金債権」を「売掛金代金債権」と書きましたが、これは恐らく10点以上の大幅減点またはバッサリ0点採点されている可能性が高いです。
大幅減点なら最後の句点が無い事が減点対象になっている可能性があります。私は3問とも最後の句点を入れないというミスを起こしていますが、これは間違い無く減点対象でしょう。
(その割には試験センターの模範解答に句点が漏れているのですが)
つまり、過去にも有った様に、令和3年度の記述では受験者数の増加や受験者の択一の得点結果により、合格者数の抑制の為に激辛評価の記述採点を行っているのです。
行政書士試験は絶対評価ではなく、変則的絶対評価という難しさがあるのです。
今度は行政書士試験の難易度が一般的にどれ位の評価か見てみます。
「資格の取り方」というサイトでは、行政書士試験の取得の難易度偏差値は「気象予報士64」「歯科医師63」「薬剤師62」「行政書士62」という具合に、世間一般では「難しい」という部類の資格と同等となっています。(このサイトでは試験そのものの難易度だけではなく、何年も所定の大学に行くという時間も含めて偏差値を出しています)
まず、ここを強く認識せねばなりません。
改めて偏差値からザックリとクラス別にまとめますが、行政書士の難易度はこれ位です。
S・・司法試験、国家公務員総合職・司法書士・公認会計士・税理士・医師
A・・英検1級・獣医師・日商簿記1級・1級建築士
B・・行政書士・薬剤師・気象予報士・歯科医師
C・・宅建士・TOEIC700点・FP1級・日商簿記2級
→司法試験や司法書士試験に比べればカンタンだというだけで、とても難しい試験です。
(下図) 私の試験会場の席図(記念に撮影して来ました)に合格者だけを赤丸してみました。
合格率1割という事はこういう事です。
繰り返しますが図(下)にすると10%ってこういう事です。
50人中5人しか合格出来ないのです。
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◆=合格者 ◇=不合格者 です。 5人合格45人不合格です。
これを見ると相当な覚悟をもって臨まなければならない事が分かりますよね。
◆に座れる自信がありますか?
更に合格者の内「◆=司法試験受験者や司法書士合格者」が混じっていたらどうなります? 椅子取りゲームの椅子が全然足りない!?って事です。
合格率10%っていう数字は受験勉強中何度も見ている内に麻痺してしまい本当の意味が分からなくなってしまうのです。
そしてネット上の情報に惑わされるのです。
もう一回上の図を見て下さい。これを難関資格と言わず何と言うのでしょう?
行政書士ユーチューバーで最も人気の佐藤先生、
行政書士試験の難しさを、「司法試験→学校一の美人」、「行政書士試験→クラス一の美人」
クラス一の美人であってもそう簡単に手の届かないという現実がある・・。
例えが絶妙です。
3回目の受験で238点で合格した元プロボクサーの吉川先生。
法律初学者が独学で1,000時間勉強した場合、180点±20点が得点ゾーン。
これ、もろに私の事を言っています。(私→1,051時間勉強、182点合格)
「不合格で勉強方法を修正せずに何年頑張っても伸びない可能性がある」
吉川先生の試験に対する緻密な考察は一見に値します。
■独学か予備校か通信教育か?
これは悩みますよね。私は独学しか経験が無いのですが、恐らく独学はかなり辛いです。
ましてや初学者だとしたら先述した通り合格率は1%位かも知れません。脅しでも何でもなく。
私は独学というものにあえて挑戦しているのですが、宅建で一発合格出来たので、結構軽く考えていたのです。ただ、勉強していて「何かこれは思い通りにいかないぞ」と気付いたのですが。
私の様に、独学でこの試験を突破したい!という思いが無い’普通の方‘は、どこかにお金を払って勉強するのがベターです。
理由は・・
・どのような勉強方法が最善か分からない
・勉強の分からない部分を自分で調べるしかない
・勉強の進捗管理は全て自分
という大きく3つです。
私がなぜ独学の道を選んだかと言うと、宅建の勉強の時に毎日お世話になった「棚田行政書士の不動産大学」というYouTubeチャンネルで棚田先生が行政書士でも独学で充分合格出来ると仰っておられたので、「ならば私も」という意気込みで挑戦する事にしたからです。
これはお金が勿体ないという次元の話ではありません。別にお金を払って予備校にお世話になっても良かったですし、受験のプロが研究を重ねた方法をトレースした方が楽に合格出来るでしょう。しかし私はそこに挑戦する事に面白さを感じたのです。
ただし、今から考えるとかなり無謀な挑戦だったと思います。それでも独学を頑張りたい!と言う方は次にお進みください。
棚田先生の勉強方法「大量記憶法」は宅建勉強時にも採用しておりまして、本当に素晴らしい方法です。現に最近それが書籍化されました。(詳しくは棚田行政書士のYouTubeをご覧ください)
「忘れる前に思い出す!」エビングハウスの忘却曲線を踏まえた棚田先生の作戦が私の勉強方法の根元にあります。
■上の動画が大量記憶法の具体的手法の解説です
行政書士を勉強するに当たって、まず目に入ったのは
「行政書士独学応援」の佐藤行政書士のYouTubeチャンネルです。
(グラサンのない佐藤先生が時の流れを物語りますね)
肢別を中心とした勉強方法で一発合格されたという先生で、勉強のやり方として棚田行政書士のチャンネルと共に参考にさせて頂きました。
佐藤先生の動画を見て分かる通り、「絶対一発合格するんだ」という極めて強い意志で勉強をしておられます。それも仕事をしながら勉強する訳ですから、半端な気持ちで臨んでいない事がよく分かります。これには同じ様に働きながら勉強する私に大変な勇気を与えて下さいました。
また動画内で仰られている様に、受験をする事を決め、勉強を開始した人でも、結構な割合の人が受験の申し込みをしていない可能性を指摘しています。難しくて申し込み前に挫折してしまうんですね。私も当時はかなり辛かった記憶があり、その通りだと思います。
そして肢別回転勉強法については疑問視されている方もおりますが、それは肢別のやり方を理解されていないのだと思います。
肢別で1つの問題があった場合、その理由まで答えられる様になり、尚且つその問いから別な問題を自分で派生させて幾つも考えられる様になった時に初めて肢別をやったと言える状態になります。
当然の行為として問題をやる毎に条文確認に行って、その周囲の条文も確認する事になります。
これには膨大な時間を要します。
また、肢別を回転させる理由は人間はすぐに忘れるからで、忘れる前に憶え直すという作業が極めて重要です。
佐藤先生も度々肢別の使い方の解説をされておりますが、YouTubeのコメント欄等で同じ様な質問が繰り返されるからだと思います。
上の「ゆーき大学」のサイトにも大変お世話になりました。
ゆーき先生は現役の弁護士で、独自の「神ノート」を販売されております。
YouTubeに上げられた動画はとても分かり易く、受験に対する考え方から始まり、具体的法律の解説まで素晴らしいものがあります。
勉強の休憩時間はこちらのYouTube動画をよく視聴させて頂いており、「あの難しい話はそういう事だったんだ・・」と理解が深まる事が沢山ありました。
最難関の司法試験に合格されているだけあって、その知識、勉強方法は追随を許さないと思います。
神ノートを手に取ってみた事は無いのですが、YouTubeの授業内容を拝見するに、おそらく無駄な勉強を極限まで削った良い教材と思われます。また神ノートを購入した方向けの動画を視聴出来るので、更に実力が上がるでしょう。
ゆーき先生は今後も他の受験資格の神ノートをお作りになって、ゆくゆくは組織的な専門学校を設立予定との事ですが、将来きっと成功されると思います。
独学派の私がお金を払うならゆーき先生の「神ノート」を選ぶと思います。
無駄な勉強を排除し、最短で合格出来ると考えるからです。
また、個人的にゆーき先生の話し方や説明が好きだからです。
動画の構成も時間の無駄が無くスピーディです。
確かに予備校などの勉強内容はYouTubeで見る限り、研究し尽くしている事が伺え、丁寧で素晴らしいとは思いますが、私の様なせっかちな独学派だと丁寧過ぎる気がするので・・。(最短合格するのにという意味で)
そう感じたのがYouTubeでいつか見た、本試験直前対策として受験生を集め、〇時間も掛けて受験について説明していた時。何でこんな当たり前の説明に〇時間も掛けるの? と思った記憶があります(予備校の皆様すみません。)
ただ、試験の作法の一から合格迄の十までキッチリ教えて欲しいという事であれば、予備校にお金を掛ける価値は充分あるでしょう。
(2021年の春に宅建合格後の法定実務者講習を受ける為に「LEC」さんでお世話になったのですが、宅建・行政書士・司法書士など、様々なクラスがあり、スタッフの方とお話しても何というか「合格させる力・安心感」を感じました)
→しつこいですが、独学か予備校などの有料プログラムかの結論・・
普通に考えたら独学ではなく、どこかにお金を払って勉強した方が良いです。
試験は1年にたったの1回しかないというのも大きな理由です。1年に何度か受験機会があれば独学も良いでしょうが、貴重な人生において時間の無駄になりかねないからです。
独学勉強した自分が言うのもおかしいですが、「独学でも勿論合格可能ですが、予備校や通信教育等の有料プログラムの方が絶対に楽に合格出来る」に決まっています。有料学習の場合、与えられたメニューをひたすらこなせば良いので、勉強そのものに打ち込む事が出来るからです。
独学だとまず、自分の勉強方法などの計画を時間を掛けて立てねばなりません。
勉強している中で勉強方法の修正を掛ける必要も出てきます。修正が必要なくても修正すべきだろうか・・等と様々な情報を見に行ったりし、迷走します。
これが結構大変ですし、ロスです。
そしてネットを激しく検索活用した勉強が必要になり、私は特に最初の1か月位は日本語で書かれているハズの問題文の意味すら理解しかねて、毎日怒っていました(→余りに理解出来ない自分に)
独学は「独学」そのものが挑戦になり、それ自体を楽しめる人でないとオススメ出来ません。
(私は結構楽しんでしまう方なので余り参考にしないで下さい)
■独学で必要な勉強時間は?
私の経験から想像すると、法律初学者の方でも、頭脳明晰な方で、正しい勉強方法を実践した場合は最短600時間で合格出来るかも知れませんね。独学では相当難しいと思いますが・・・(超明晰な方はもっと短時間で行けるかも知れませんが、多分そんな人は極稀です)
但し、それも正しく効率的な勉強が出来た場合です。私の印象では法律初学者は最低でも1,000時間位は勉強しなければならないと思います。しかも正しい勉強方法で。
しかし、1,000時間やっても一発で合格出来る可能性は50%位なのではないでしょうか?
合格者の取得年数が3年だったとしたら、合計勉強時間は何時間になるでしょうか?
もしかしたら2,000時間・・いや3,000時間という事も普通に考えられます。
宅建の場合は500時間きちんと勉強したら余程の事が無い限り合格出来ます。
合格に必要な問題の多くは過去問から出題されるからです。宅建業法は単に暗記勉強です。
しかし、行政書士の場合は民法の問題の論点を2つ混ぜて考えさせる的な問題が多く、試験会場での激しい思考力が要求されます。条文や判例を単に覚えただけではなくて、それを使いこなせるか迄を要求して来るので、まずは文章理解能力が足りないと問題の意味すら理解出来ません。
それにいくら勉強時間を重ねても一般知識など、「運」の要素もあるのが行政書士試験の特徴です。
私が言う「一般知識の運」ですが、単に足切りの事を言っているのではありません。足切りの6問をパスするのは当然で、出来れば10問以上正解したいという運です。
一般知識はノンジャンルと言っても過言ではなく、まさに雑学クイズと言っても良いでしょう。その雑学を知っているかどうかが総得点に影響し、結果的に合否の分かれ目になり、これが行政書士試験の難しさの理由の一つにもなっています。
先述した通り、宅建の受験経験はさほどプラスにならないと考えた方が良いと思います。
宅建に合格して思わず行政書士に挑戦する人が多いと思います。私もそうです。
宅建と行政書士では確かに民法が被りますが、しかし宅建の民法の範囲は限られており、比較的簡単な基本問題が多く、行政書士試験を受験後にR3年の宅建試験の民法を解いてみましたが、簡単で全問正解しました。5択で無く4択というのもあります。
私は宅建は当時43/50点で割と良い成績で合格しているのですが、でも本当にサラリとしか民法を勉強していません。具体的には過去問10年分をサラリ(と言っても4~5周はやりましたが)とやってお終いです。条文まで見に行くなど掘り下げた勉強は殆どしていません。
それでも当時権利関係(民法等)は当時11/14得点出来ました。
勉強の重点は宅建業法など、得点し易い所に置いていました。
宅建業法の勉強は覚えるだけなので権利関係(民法等)に比べ勉強がやりやすいのです。
恐らく他の宅建受験性も同じ様に勉強していると思います。
それに行政書士の勉強種目は他に憲法・行政法・商法・会社法・対策が難しい一般知識などもあります。
100m走でいうと宅建合格者は10m位先から走る程度と考えて良いと思います。普通の宅建合格者に行政書士試験のアドバンテージは殆どありません。ソースは私です。大袈裟に言っていません。
予備校などの「宅建に合格出来たらそれを生かして次は行政書士」という甘い誘いに目的も無く簡単に乗ってはいけないと思います。中途半端な気持ちで臨むと何年も合格出来ず、ドツボにはまります。
同様に「行政書士に合格したら次は社労士・司法書士」という甘い誘いに目的も無く安易に乗ってはいけません。
私のオススメは「行政書士に合格したら次は宅建士」です。宅建の民法は恐らく満点かそれ近く取れるでしょうし、その他の法律も基本的に記憶すればOK的なものばかりです。行政書士の問題の様に複合的な思考を要する問題が少なく、実社会で生かす事が出来る資格として魅力も大きいです。
■独学の「正しい勉強計画!」
受験勉強、まずは計画がしっかりしていなければなりません。
私が考える正しい計画は、ベースは先人の皆様がやって成功した事です。
新しいものは特にありません。ここ1~2年で成功した先輩のやり方で良いと思います。
私が実際にやった事と、今思う正しい独学方法はちょっと違います。
もし私が勉強を始める前の自分に勉強法を教える場合は以下の通りとなります。
①肢別を30分割して、最初は1か月で1周(1日1分割)、慣れてきたら2倍3倍こなす。
→これは佐藤先生の勉強法がベースになってます。
肢別は最初はサラリと流して(と言っても時間がかなり掛かります)
3周目位から理由も含め理解する迄やりこんでいく。
理由も分からず〇×だけの正解は全く意味なしという事を肝に命じる。
12周位で概ね全ての問題が理解出来るようになる。
②前日肢別でやった範囲を「翌日に千問ノック」で復習 (記憶の定着)
③ユーキャンアプリで更に復習(更に定着)
→これは棚田先生の大量記憶法がベースになってます。忘れない内に思い出す。
④紙の表で勉強を記録。(その他に追加でブログも効果的、YouTubeは手間が掛かるのでやめました)
記録する事で引き続き頑張ろうというやる気も出ます。
⑤一般知識は毎日新聞・ネットニュース・TV(特にNHK)を見る。
一般知識の問題は試験半年前位に決着が付いているものからしか出題されません。
頭の中で取捨選択しながら吸収する。私は他の教材は使いませんでした。
一度アプリを入れたのですが、こんな勉強では意味が無いと思ったのです。
⑥5周ほど肢別を回したら、新スーパー過去問ゼミ(民法2冊)を1周やってみる。
新たな発見や気付きが多数あり、難しい民法の理解が増す。
⑥模試は自信が付いてきたら市販模試で良いので本試験迄10回はする。
時間調整もかなり重要。普通の人は本試験で時間に追われ、完走も難しい。
私は合格決定後の最近、興味で買ったのですが、公務員用の新スーパー過去問(↑)や
司法書士用のオートマ民法なども良いと思います。
特に新スーパー過去問の解説が非常に分かり易く、合格革命のテキスト合わせて見る事で、より理解が深まります。
ただ、上の合格革命等の①~③までのメニューだけで時間が一杯一杯になるハズなので、計画的に取り入れる必要があります。
またそれぞれの資格試験用なのでクセがあり、利用には注意が必要です。
例えば司法書士用オートマ民法だと担保物件の問いなどがメチャ深く難しいのでやり過ぎ注意です。
余談ですがオートマ刑法も買ったのですが、刑法はとても面白いです。
やはり法律と言えばまず刑法ですし、人からも刑法について聞かれる事が多いので・・
目次をエクセルで作って、日付を入れるだけです。
詳しくは棚田先生の動画または書籍をご覧ください。
■独学で三日坊主にならない為に
私の勉強の大前提として新型コロナで時期によってはリモートワークになって通勤時間が節約出来たり、娯楽の付き合いが全く無くなったのが大きいです。浮いた時間を最大限活用しました。
宅建受験の時もそうだったのですが、私にとって新型コロナは仕事上の苦労は大いにありましたが、2つの資格を合格させてくれる大きなチャンスでもありました。娯楽をしたくても出来なくなったというのが本当に大きく、三日坊主になりにくい環境がありました。
正直、新型コロナ問題が無かったらこんなに勉強出来なかった可能性が高いです。
私はこのチャンスの時期に必ず一発合格すると決め、1日も休まず勉強を続けました。
どうしても出掛ける予定がある場合は出先まで問題集を持って行ったり、それもダメならその日の内に翌日分まで勉強したりしました(例えば明日キャンプに行く予定があった時は前の日、睡眠時間を削り、1日6時間やっていました(早朝3時間・夜3時間→午後9時から午後12時までとか) これは本当に地獄の勉強でしたが、遊びに行く楽しみの為に何とか出来ました。(ブログでは毎日やったという形にしています)
もちろん出先でも積極的にアプリなどを利用して勉強します。
朝に勉強をする
私が朝に勉強する理由は、夜に勉強する事がストレスになるからです。
例えば今日の勉強ノルマが3時間あるとします。
働いているので当然日中は仕事をしているのですが、「家に帰ってから3時間勉強しないと・・・」と言う気持ちで働くのが辛いからです。
また仕事で疲れて帰ってから勉強するのは困難と考えました。朝に勉強が終わっていれば、日中の’やらなきゃストレス‘もありませんし、帰ってからも風呂入ってご飯食べて寝るだけでOKとなります。
また、何かのアクシデントで朝に充分勉強時間が取れなくても夜にその分のリカバリーが出来、毎日の連続勉強につながります。
朝はどうやって起きる?
私は昔から目覚まし無しで起床する事が出来る人間でした。これが大きいですね。
そして起床直後に100m走が出来るくらいの目覚めの良さがあります。
しかしそんな私でもやはり朝の3時に起床するのは大変です。結構精神力が要りました。
早起きに最も効果的なのは前日の午後9時か10時に就寝する事です。そうすれば5時間から6時間の睡眠時間が取れますので、体にギリギリ負担が掛かりません。
但し、そんなに早く寝るという事は、家族の理解も必要ですし、趣味の時間はカットしなければなりません。受験勉強中は娯楽のTV視聴やネット徘徊は殆どしませんでした(NHKは一般知識の為に録画して休みの日にまとめて見ました)
仕事から帰宅したらご飯を食べて風呂入って寝る。という感じですかね。
お陰で以前の様に芸能人の名前がスッと出て来なくなりました。
但し、早朝勉強では前日の疲れがあったりして、机に向かうも眠くて仕方ない事が多数ありました。
そこで5Kmのマラソンに出掛けます。30分程度走ってきたらシャワーを浴びて、続きの勉強をするっていう感じですね。
そうでもしないと3時間ぶっ続けで勉強なんてとても無理でした。
尚、走る時は必ず課題を持って走りました。
例えば直前に勉強した「錯誤は〇〇(取消し)出来て」、「表意者に〇〇(重大)な過失がある場合は出来なくて」「相手が〇〇(悪意)又は〇〇(重過失)がある場合や〇〇(共通錯誤)がある場合は取消し可能」というのを繰り返し暗唱しながら走ったりしていました。
棚田先生の言う「耳学」も試みましたが、走りながらだと聞き逃しが多く、全くダメでした。
また秋になって日の出が遅くなった時は真っ暗闇の中を走ったりもしていました。
そして休日だからと言って朝から晩まで勉強するという事はしませんでした。基本的に平日と同じ位しか勉強しません。これだと休日が来るのが楽しみになりますし、趣味の時間も取れます。
休日にまとめて8時間とか10時間勉強するっていうのは、自分としてはかなり無理があると思います。
長期間の勉強は続かなければ意味がありません。
■商法・会社法の勉強は?
これもよく議論が上がりますが、私は基本「肢別・千問ノック・ユーキャンアプリ」の3つしかやっていません。しかし受験勉強の最後の方で気付いたのですが、市販の模試を10回やってみて平均2/5問正解出来ていました。
上記3つの問題集+テキストの重要ポイントさえ何となく覚えていれば、2問は解けます。これはかなり検証したので間違いありません。(私の受験前のブログでも検証しております)
R3年度の試験では予定通り2/5正解でしたが、実際は問37も正解だし、問40も時間が全くなくて適当にマークしたのですが、マーク直後に問題を読んでみたら正解が分かったのですが、書き直しの時間がなくて間違ったままの提出となり、悔しかったです。つまり4/5レベル!?だったのです(強引)
商法会社法は下手に手を広げず、最低限の問題集の実行とテキストの表の丸暗記をお勧めします。
■一般知識の勉強は?
文章理解は専用の問題集を買って来て100問位やり、本試験では3問とも正解出来ました。
ただし、100問やったから3問正解したとも思えません。令和3年度の文章理解は問題集よりも簡単だと思いました。問題集の問題は解答を見ても良く分からないものが混じっていたので・・。
問題集をしてもしなくても3問正解出来たと思います。問題集をやる理由は問題に慣れてスピード感が増すっていう感じですね。せいぜい時間短縮に役立った程度です。
個人情報などについては受験1か月位前から大原のアプリをやりました。
さて、頭が痛いのはその他の良く分からない問題です。
少数民族の話とか、ふるさと納税がどうしたとかの問題ですね。
これらは普段の好奇心によるものが大きく、一朝一夕に得点力アップするものではありません。
私はほんの僅かな期間、一般知識のアプリを入れたのですが、点数に反映される予感がせず、結局全くと言って良いほど特別な対策は取りませんでした。
NHKなどでSDGsについての特番なども結構見ましたが、これも全く役に立ちませんでした。
しかし、運の良い事にトータルで11/14正解出来ました。たまたま分かる問題が多かったのです。
これは対策を取ろうとすれば多少は為になる問題集もあるのでしょうが、私はそういった問題集はほぼせず、その分確実に点数を伸ばす事が出来る法律の勉強に時間を充てる事にしました。
文章理解で3問取れれば、あとは何とかなるだろうという感じでした。
■記述の勉強は?
2冊の記述問題集を買って頑張ったのですが・・結果10点という。
結構書けていたと思ったのですが・・。
私は記述抜きで172点、各予備校採点で記述が46点~50点でした。しかし蓋を開けると記述が僅か10点でした。余裕で合格のつもりがギリギリ合格・・本当に恐ろしい。
そして採点方法が本当に分かりません。
分かる事は今年は間違いなく激辛採点だったという事です。ソコソコの言葉を使い、意味が分かる文でもセンターが決めた言葉を使わなければ点数にならない・・ならないどころかバッサリ0点とか。
私がネット上で見たある方は、私から見て3問とも満点、つまり60点満点でも良いような記述内容なのに僅か26点でした。これには本当に驚きました。
もう一度試験センターに情報開示請求した本試験の私のホンモノの答案(写し)を載せます↓
尚、私は条文の素読はほとんどやっていません。理由は「そんなに沢山記憶出来ない」と判断したからです。もちろん六法は赤ペンだらけになっていますけれどもね。
改めて本当に警告的に申し上げたいですが、択一だけで180点を目指せ!です。
記述は合格者数の調整に間違いなく使われています。今回の様に受験生の択一の点数が高めで、受験者数が大幅に増えた場合、記述の採点が厳しくなります。
180点以上は上位3%位の人しか取れないと思いますが、そうでもしないと安心できません。
過去には逆に激甘採点がされた年もあるようですが、そんなの全くアテになりません。
■モチベーションの維持には・・■
私は行政書士試験に合格したら何が出来るか?という夢を持って、小島先生の「サムライ行政書士TV」を視聴してモチベ維持につながりました。
こちらのサイトでは行政書士で成功された先生の動画を視聴できます。
視聴していて楽しかったですね~。
何故かURLを当ブログに埋め込む事が出来ない→リンク「サムライ行政書士TV」
■本試験では・・■
模試を何度かやってみて、本試験では時間が足りなくなる事が容易に想像出来、以下の対策をとりました。
問題を解く順番を分刻みでキッチリ決めておく
これは模試のやり始めの頃から研究していました。様々な要因を考えて、時間の掛かる文章理解と記述は最初の方に終える事としました。
で、実際の問題を解く順番としては
①文章理解→②一般知識→③記述→④多肢選択→⑤問1~問40まで という事にしました。そして所要時間も下記の通り、分刻みでキッチリ予定しました。
・・案の定、マークシートの見直す時間も無く、ピッタリ終了しました。焦った!
↑点数目標の記述48点(本試験は10点だった為)が痛い・・
自分自身の試験直前最後の見直しノートを作成した
試験直前(当日や本番直前)に見直す順番もA4の用紙6ページにわたり作成しました。こうでもしないと効率よく直前見直しが出来ないと思ったからです。
一番左の「ページ」の意味はテキストのページの事で、このペーパー通りに見直しをすればロスなく出来ると考えたのですが、実際の試験直前はトイレに行ったり、そわそわしてしまい、本来考えていた3割程度の利用しかしませんでした。作成時間が無駄になったかも・・。
尚、左に「記」と書いてありますが、佐藤先生や各予備校が予測した記述問題の論点の事です。
記述対策も結構やって、本試験でもまぁまぁ書けたのですが、何故か10点ってさ・・
本番でのミス
試験ミスあるあるですが、間違っているものを選べと言っているのに、正しいものを選んでしまうという、アホみたいなミス。やらかしました。(下画像)
(イ)と(エ)が間違っているときちんと判断しているのにも関わらず、何故か無理やり正しいものを選んでいます。しかも3つの中から2つを無理やり時間を掛けて・・
帰宅後の答え合わせの時に自分に呆れました。
恐らく試験も後半で時間に追われ、長文問題だった為、パニックになっているのでしょう。
講師の方が良く言っているあるあるミスなのですが・・本当に大反省点です。
■昔の自分にアドバイスしたい、間違った勉強は?
① 私は相当研究してから勉強を開始しており、大きく外れた事はありませんでしたが、書籍「よく分かったシリーズ(憲法・民法・行政法)」はある程度分かった時点で読まないと全く分かりません。
具体的には肢別問題集をやりながら読む本です。
最初から「自分は初心者だから、まずはこれを読もう」などと考え、通読しても意味不明で、何の力も付きません。
私は最初の頃、ただ読むだけをして大切な時間を無駄にしていました。疲れただけでしたね。
② 合格革命でやるべき問題集は「肢別」と「千問ノック」です。「基本問題集」は5肢型の問題集ですが、受験生は肢別をやれば良いです。5肢型は正解が分かると残りの問題を真剣に解かなくなり、実力が付きにくいです。また初学者なのに記述の問題もやる事になり、実力も無いのに全く無駄です。
尚、「基本問題集」を5肢型の問題に慣れる為にやるべきだ、という意見については模試をやれば解決します。
私はこの「基本問題集」を1か月も掛けてやりましたが、相当時間の無駄だったと思います。
大体この程度です。182点でギリギリ合格した訳ですが、今でも1年目、記述抜きで172点取れた自分の勉強方法に大筋で間違いは無かったと思っています。(記述の僅か10点採点はもう因縁レベルと思っています)
ある先生が仰っておりましたが、「本試験は普通に±20点の幅でぶれる」と。
私の実力は180点±20点という事だと思っています。合格も不合格もやってみなければ分からない状態で受験しました。
ただ、今回不合格だったとしても、2年目の受験で220点以上取る自信はあります。
■試験に合格する為に最も重要な事は■
それはズバリ、絶対に合格10%圏内に入る!という強い意志です。執念と言い換えても良いでしょう。
社会人が毎日連続して3時間勉強するのは至難の業です。
また、仕事で面白くない事があった時はその怒りのエネルギーを受験勉強に転換していました。
私と比較してはならない雲上レベルのオリンピック スノーボード金メダリスト平野君は、一見すると穏やかですが、2回目の滑走で史上初の素晴らしい技を成功したにも関わらず、審査員の得点が思ったほど伸びず、「怒り(本人談)」で3回目で更にリスクの高い難易度の技を連発して金メダルを獲得しました。
何と言うかそういう「やってやる!」っていう気合いが大切なんだと思います。
ちなみに私は受験の申し込み後、受験票が届いた際に、受験番号と合格発表日を友達等に伝えていました。そして合格発表直前に合格発表がこれからある事を連絡をするのを約束していました。これ、受験勉強時に自分にかなりプレッシャーが掛かります。
家族は「そんな事をする人はいない。異常」と呆れていましたが。
そうでもしないと毎日朝の3時に起きられなかったのです。
■最後に■
受験勉強時、難しくて理解出来なかったり、勉強を続ける事自体が辛くなった時に、様々な方のブログやYouTubeを参考にし、知識については勿論、勇気も貰って何とか壁を乗り越え合格に至る事が出来ました。
最後に私が良く拝見していたサイトを紹介させて頂き、感謝の意とします。
ブログやYouTubeでコメントをした事は一切ありませんが、本当に助かりました!
■棚田行政書士の不動産大学・・宅建の勉強の時からお世話になっています。毎日配信!
■行政書士独学応援・・この方抜きで私の合格は語れません。社会観も参考になります。
■マジでイケてる行政書士講座・・弁護士の先生が運営しています。本当に分かり易い解説。
■弁護士 雨のち晴れブログ・・民法の解説が具体的かつ丁寧で分かり易かったです。
■行書塾・・過去問の解説がとても分かり易いです。かなり勉強させて貰いました。
■憲法をわかりやすく・・抽象的な憲法を初心者にも分かり易いチープな!?マンガで解説。
■講師とよた・・緻密で無駄のない解説。さすがは弁護士の先生です。
■サムライ行政書士・・行政書士になってからの事を参考にさせて頂きました。
■行政書士独学サポートチャンネル・・苦労人の先生。勉強の方法論が緻密です。
■行政書士吉川法務事務所チャンネル・・元プロボクサー。市販模試について超詳しい。